ichikiyoのランラン日誌--2000年1月

時間帯 場所 天候 気温 距離 所要 分/km km/h ペース 体調 脈拍AV. 脈計 max pitAV. コメント
2000 1 7 昼間 大藪池9周 快晴 快適 21.3 02:02:48 05:45 10.4 LSD 快調 149 18297 196 182 12月23日以来のランである。2000年代最初のランである。風邪、特にひどかった咳が一応なくなったので、これでようやく走れる感じになってきた。しばらく走っていないと、走ることが億劫に感じられる。しかし、今日は特に暖かい。冬、暖かいのは、人を外に誘い出す力がある。厳冬期なのに真冬という感じが全くしない日曜日である。半袖Tシャツにハーフスパッツという出で立ちがちょうど良い。今日は最初からハーフを走るつもりであった。
できればマフェトン理論の脈拍135当たりで走りたかったが、どうしてもこれでは遅い。ということで結局この日は大体150程度での走りであった。`当たり6分位から入り大体`5分代の後半で推移した。最後9周目に若干の流しを入れたがそれでも`5分半。
今年最初のランニングにしては、いきなりハーフを走れたので、結構満足であった。
2周目、自転車で、お孫さんらしき子どもと反対周りにやってきた見知らぬおばあさんから「頑張りますね」と声を掛けられた。こちらも挨拶を返しながら、しかし、自分は頑張っているのだろうかという疑問がふと沸いてきた。大体頑張っているというのは、大変なことや、特に嫌なことをめげずにやっている人に対して言うことだろう。自分は、走りながら至極快適で、しかも嬉しい気持で走っている。こういうのに対して頑張っているという評価をいただけるのは、何かしらズルをしているような変な気持にさせられる。しかし、こういう風に思ってもらっていることを、利用すべきなのかも。楽しいことをやっていることがバレてしまったら、今後は、邪魔が入ることになるかもしれないから。
とはいえ、20`も走っていると、最後はどうしても根性で走るようになる。ここと言って身体のどこが苦痛であるとかいうことではないのだが、何となく走るのを止めたい気持が強くなってくる。強くなっても「まだ走れるだろう」と自分に言い含めて走り続ける。しかし走り終わると、止めたくなった原因が分かる。つまり、足のあちこちが疲労して張っているのだ。だるい。筋肉痛がしている。ぎくしゃくして歩くことになる。この段階になると、自分でもようやく「頑張った」という気持がしてきて、掛け値なしの充実感が沸いてくる。そう、やはり、頑張ったんだ。
2000 1 8 昼間 大藪池9周 曇り 肌寒い 21.3 02:02:42 05:45 10.4 LSD+インターバル 疲れている 151 18528 185 186 昨日に続いてのランである。昨日がハーフだったので、普通ならば連ちゃん走りは避けるところだが、そこは正月連休中。ハーフの次の日も走るというところに自分なりに大いに意義付けを行なって走り始めた。
昨日と違って今日は大分肌寒い。ようやくいつもの正月の気候に近づいた感じだろうか。長袖Tシャツとロングスパッツという出で立ちで走り始めた。
昨日のハーフで足はやはり張っている。筋肉痛がしている。昨日は両足の外側から尻に掛けて張りが始まったが、今日は正に両腿の裏側から正攻法に張り始めた。走り初めて直ぐに張りが始まった感じである。というより、昨日の張りが表面に出てきたという感じか。正直言って、これまで、ハーフの次の日に走った記憶はほとんどない。だから走り始めたのは良いのだが、自分でも何周走れるだろうか、何周走ろうか、という目処が全く立っていなかった。
ところが走り初めて3周目に、反対側から来たおばあさんから「何周走るんですか」という質問を浴びせられてびっくりした。いつもなら「7周です」とか平然と返せたところだが、自分でも本当に何周走れるか迷っていたところなので、咄嗟に「いや、分からないです」などという馬鹿な回答をしてしまった次第。
しかし、次第にいつものペースというか雰囲気になってきたので、走れるところまで走ってやろうという気持になり、気が付いたら昨日と同じくハーフを走っていた。といっても、7周まで走ると「ハーフまであと2周」という気持が沸いてきて、どうしてもハーフを走ってしまいたいという気になるのだ。というか、自分をし向けているのだが。最後の一周は、インターバルトレーニング。レースペースを200メートルちょっと走った後にジョグ、これを6回繰り返した。しかし、二日連続のハーフはやはりきつく、最後はばてばてだった。筋肉痛が取れそうもないので、終了後はパテックスをぺたぺたに張ってしまった。
2000 1 9 昼間 セントラルフィットネスクラブ 曇り 少し暑い 10 01:01:55 06:11 9.7 LSD+インターバル 疲れている 155 9598 197 178 セントラルフィットネスクラブ千葉での久しぶりのラン。昨日、一昨日と池周回のハーフ練習をしていたので、既に足はぱんぱん状態。今日は休もうかなあというサボリ心がチラツいていた。が、セントラルを利用していないので何とか利用しないとヴェルディの二の舞になるとの思いから、とにかく行ってみることにした。正月後の連休中日の日曜日だったが、利用者が多い。
ランニングを始めて見ると嘘のように足の張りは感じない。歩くときにぎくしゃくしていたのとは違う筋肉を使うような感じである。
5`までは時速9キロのLSD、五`からの700メートルを全力疾走に近い時速15`で走り、その後再びLSD。8・7キロから9`までの300メートルをまた時速15`で走ってからまたLSDとし、9・8`からラスト10`までの200メートルを時速16`で流した。セントラルフィットネスクラブポートスクェアのトレッドミルは、時速14`までしか出なかったが、ここのは16`でもへいちゃらだ。一体どこまで出るのだろう。一度試してみよう。
終了後のケア。5分間のサウナと水風呂を3回繰り返したが、これが良かった。特に水風呂が気持ちよい。乳酸を流すのに効果があるような感じというか、足が軽くなった気がした。これはこれから使える方法かも知れないと思った。
2000 1 11 夜間 セントラルフィットネスクラブ千葉 曇り 少し暑い 10 00:57:46 05:46 10.4 インターバル やや疲れている 165 9532 208 181 一昨日に続いてのセントラルフィットネスクラブ千葉でのランである。ポートスクェアにしようか迷ったが、水風呂のある千葉に落ち着いた。
今日はインターバルトレーニングと決めて掛かった。
3`まで時速10キロ、3`から300メートルを時速15`、その後時速9キロでつなぎ、4`から300メートルを再度時速15`、その後時速9`でつなぎ、少しきつくなったので5`からの300メートルは時速13`、その後時速9`でつなぎ6`からの300メートルも時速13`、その後時速9`でまたつなぎ7`からの300メートルは時速15`に戻し、その後時速9`でまたつなぎ、8`からの300メートルも同様に時速15`、その後時速9`でまたつなぎ、最後は9・2`からの300メートルを時速16`とし、9・5`からラストまでを時速9`で流して終了した。
終了後は、5分、5分、7分のサウナと、この間を水風呂でつないだ。空腹で始めたトレーニングだったこともあり、サウナ後の水風呂では、出た瞬間に貧血を起こしそうになり、これを用心して頭を下げながら徐々に出たり入ったりする慣らし法を実施した。急激な温度変化という問題もあるだろうが、どうも血糖値が急激に下がることも関係としているのではないかと思う。水風呂から出た後、身体の表面がしびれるような感じに襲われた。これは、東京荒川のフルマラソンやサンスポのハーフマラソンの後に感じた痺れ感に似ていたからだ。あのときも低温だったが、低温だけでなく、長距離走によるエネルギー枯渇状態にもあった。血糖値が関係していると考えたくなるのだ。その証拠に、食べたら急速に回復したのだった。この血糖値の低下は、脂肪燃焼の促進に効果はないのだろうか。
ランとサウナの終了後は、何と3`も体重が落ちていた。水分が出ただけとも言えるが、ヴェルディの時もこの水分の除去が最終的なダイエットに効果があったことから見て、あながち無駄とも思えない。必要な水分は補給されるが、一旦出ていった余分な水分は補充されない。身体の中の水分の入れ替えも、リフレッシュには効果があるだろうし。いずれにしても、その後、水分を補給しても、元の体重までには戻っていない。これを繰り返すことで、ダイエットに何らかの好影響がありうる筈である。期待しよう。もちろん、この体重の低下は、水分の除去だけが原因ではない。脂肪の燃焼も当然にあるはずだ。
走る前は、未だに足が張っている状態だったが、走った後は、サウナの影響もあったのか、足が軽い。正に今日の走りが積極的休養になったようである。インターバルトレーニングでかなりの無理をしたにもかかわらずである。これは結構いけるかも知れないという自信につながった。
2000 1 13 夜間 セントラルフィットネスクラブ 曇り 少し暑い 10 00:52:00 05:12 11.5 インターバル混 快調 0 ノーデータ ノーデータ 一昨日に続いてのセントラルフィットネスクラブである。弁護団会議が9時近くまでかかったが、終了後、真っ先に事務所を飛び出してセントラルフィットネスクラブに来てしまった。時間がない。10時半で終了してしまうから必死である。
前回に続いて、10`をインターバルでつないだ。
終了後は、サウナ。これも前回と同様である。前回のやり方にこだわって粘っていたら、最後の利用者になってしまった。しかも、時間管理をまちがえてしまい、終了時刻に間に合わないハプニングも。必死に着替えて、恐縮しながら帰ってきた。
パルスグラフを忘れてしまったため、脈データはなし。
2000 1 23 第24回サンスポ千葉マリンマラソン 快晴 肌寒い 10 00:44:45 04:28 13.4 がんばり 快調 174 7792 188 198 ロスタイムが1分20秒。折り返しまでが22分31秒。ゴールまでが22分14秒。
RCチップだからと安心して後ろに並んでしまったら、例によってスタートで走れない。スタートラインまでのロスタイムは引いてくれるにしても、スタートライン通過後もまともに走れないのだから、これではタイムなど計りようがない。自己ベストがどうのという状況ではないことになる。
スタートライン通過後も、2`くらいまでは人が前を塞いでいて、抜かさせてくれない。前の人たちは、それこそ、`7分程度で走っている。ちょっとの隙間を見つけては前に行くのだが、苦労の連続。それでも、塞がれてしまえば空くまで我慢しなければならない。いくつものレースが次々とスタートするから、横のレーンを空けておくのだが、これがレーンの狭さにつながり、自由に走れないことに帰結する。もっと前に並ぶんだった。
来週、館山若潮マラソン、フルが待っているから、今週は軽く走ろうと言うことで10`にしたものの、いざ、走り出してみれば、どうしても軽くなどということにはならない。いつの間にか、館山のことなどすっかり忘れて必死に走ってしまった。
参加者は、10`が自分の他、鈴木先生と陶山さん、それに山口幸雄さん。ハーフが逸見さん、河本先生、宮本さん、5`が大野さんと河野さん。山口仁さんは山登りの方に行ったそうである。またもうひとりエントリーしていた菊地さんは、ホノルルで痛めた足の回復が遅れているため棄権。白井先生も棄権したようである。
久しぶりの大野さんと、ランランランが定着しそうな陶山さんが混じって、いよいよランランランのメンバーは充実してきた。山口幸雄さんもすっかり仲間になってしまった。
シドニーを目指して調整中の高橋尚子がハーフ女子の部をぶっちぎりで優勝した。
終了後は、海浜幕張前のライオン、その後、幕張本郷の居酒屋などに行ったようであるが、余り記憶にない。
ランランランのランシャツランパンを作る話が出た。自分が担当になる。ランナーズのホノルルツァーでもらったランパンランシャツが仲間内で大人気なので、これに似せて目立つのを作りたい。『RUN 乱 LAN』のロゴとしよう。つまり、《走って・飲む・仲間》という意味である。
2000 1 24 夜間 セントラルフィットネスクラブ 曇り 少し暑い 7 00:33:00 04:42 12.7 ビルドアップ 疲れている 170 5610 195 189 昨日のサンスポの余韻で、腿の内側が張っている。終了後、すっかり仲間の談話に夢中になり、ストレッチを忘れてしまったツケだろう。しかし、ようやく時間がとれたこともあり、また積極的休養にもなるだろうと考えて、セントラルフィットネスクラブに出掛けた。といっても、翌日の資料の整理をしている内に遅くなってしまい、事務所を出たのは8時50分。クラブに着いたのは9時を回っていた。時間がないので、距離は無理と考え、負荷の高い走りをすることにする。時速12キロ、13.5`、11`、15`、9`、15`と、次々に変えながら走った。昨日の疲れが残っているのか、あまり調子は良くない。速い速度では続かない。最高が15`を700メートル走ったもの。その後は、500メートル程度で顎が上がってしまった。
その後、例によってサウナへ。5分、7分、7分の三回入る。その間を水風呂でつないだ。時間がないのに粘っていたら、前回同様、最後の利用者になってしまった。しかし、結構気持がよい。ようやくサウナの効用が分かったような気がしている。
2000 1 25 夜間 セントラルフィットネスクラブ 曇り 少し暑い 10 00:50:40 05:03 11.8 インターバル 疲れている 160 8107 189 186 昨日に続いてのセントラルフィットネスクラブ。若干余裕のある8時過ぎ入所。8時15分過ぎにはランニングマシンに乗っていた。30日の館山に支障がないように、今日は調整のジョグにするつもりだったが、走り始めたら何となくインターバルをやりたくなる。そのため、まず3`地点で300メートルの時速15`走。その後時速11`でつなぎ、4`地点からも同様。以下、これを7`地点まで合計5回こなす。その後は若干休憩として11`でつなぎ、最後の300メートルを時速15`で締めた。時速15`というのは自分にとっては結構な速さだが、トップランナーは時速20`程度で二時間も走り続けるのだから、全く想像もつかない世界である。
その後7分間のサウナを4本。間に水風呂を挟んだが、どうも前回よりも冷たい感じがした。どういう訳だろうか。
そして、昨日よりは余裕を持って退所できた。といっても、ぴったりの時間に退所しただけだが。
2000 1 30 第20回館山若潮マラソン 快晴 快適 42.195 03:59:15 05:40 10.6 LSD 快調 162 38767 223 189



ブフ
ォ|

              祝:サブフォー!
初参加の第20回館山若潮マラソンで、念願のサブフォーをついに達成した。途中、今日はサブフォーどころではないと、何度となく断念しそうになったが、痙攣が起きなかったことに励まされるようにして最後まで粘り、最後は秒差の挑戦となったが、何とかサブフォーを勝ち取った。
館山は坂、そして風であった。
海岸沿いを走るからほとんど坂はないのかと思っていたが、何のことはない。終わってみれば、ほとんど全体が坂の連続だった。海岸沿いを走る最初の20`。急な坂はなかったものの、だらだらと長い坂が次々に現れて、ほとんど気が抜けない。しかも終始強い向かい風が吹き付ける(今日は千葉県中、特に風が強かった)。これがボディーブローのように効き、ここでいっぺんに足がイカレテしまった。しかも、10`付近で右足の裏真ん中当たりに豆が出来、これが破れたらしく痛い。これを庇いながらのランである。
20`からは、何と左膝外側の関節部分が痛み出した。これは、2年3ヶ月前の古傷である。膝のために1ヶ月近く走れなくなった、あのときと同じ症状だ。怪我明けの勝浦20`では、この膝がレース中に痛み出し、何度も転びそうになりながらようやく完走した。今回も、突然膝に力が入らなくなり、ガクンと膝が折れそうになった。しかもまだ半分の距離を残していた。これは、サブフォーどころか完走自体が危ういと思いながら、ダマシダマシ走っていたが、25`付近までにこの痛みが何故かなくなった。
これに注意を取られていたからか、25`の表示を見落としてしまい、25`のラップを取り損ねた。20`から30`過ぎまでの山間部は、坂がきつくなった。今度はボディーブローなどという生やさしいものではなく、本当にきつくなった。全体に`5分30秒のペースを意識していたが、ここへ来て一挙にこのもくろみが崩れた。今日のサブフォーは無理だなと思ったのもこの頃である。
返しの海岸沿いに出てからは、平坦だったと思っていたら、ここも結構な坂が連続した。そういえばそうだったなと、行きの状況を思い出して納得するやらため息が出るやら。どうして自分はこんなに坂が嫌いなんだろうと思いながら走っていた。しかし、後10`ともなると、やはり気分が楽になってくる。行けるところまで行ってやれという気になってくる。心配していた腿の痙攣もここまでは起こっていない。二度ほど痙攣の軽い前駆症状が出たが、そのままやり過ごせている。何となく大丈夫そうな予感もあった。
30`過ぎから結構頑張り、`5分30秒のペースに戻せるところまで戻そうとした。ラスト5`の小さな折り返しで逸見さんとすれ違う。300メートル程しか離れていないことが分かった。追いつけると確信して再びペースアップ。何と1`ほど進んだところで逸見さんに追いついてしまった。よれよれ状態のようである。声を掛けて追い抜き、ここからは最後の力を絞って更にアップ。館山駅前のラスト2`で、サブフォーの可能性を確信し、突進。ゴールの運動場の直線100メートルでは、ラストスパートを決めて数人を牛蒡抜きにした。フルを走った後のスパートとしては上出来のものだった。
ゴール後は足が動かず、手先がしびれて悲惨だった。この手先の痺れは、東京荒川以来、フルの度に経験しているが、どうも血糖値の低下と関係しているようだ。暖かいお湯に付けることが出来れば良いのだが、むしろここは吹きっ晒しで、極めて寒い。ボランティアの女性が毛布を貸してくれたが、これが暖かかった。
坂登のために腕振りに頼ったためか、翌日には腕の筋肉痛が出たのも初めてのこと。きつい館山で良くやれたと、自分を誉めている。
今日、腿の痙攣が起こらなかった原因は分からない。スタート前にヴァームを飲んだこと。同時にアミノバイタルも飲み、これは20`地点でも飲んだこと。10`地点でようかんを食べ、途中バナナを二回もらって食べたこと。朝の出がけにお雑煮を食べたことなどが思い浮かぶが、これらの何かが関係していたのだろうか。
送られてきた個人記録によると、10`までのスプリットタイムが54分33秒。20`までのスプリットタイムが55分59秒、30`までのスプリットタイムが1時間1分32秒、40`までのスプリットタイムが55分58秒、そしてラストの2.195`が11分13秒。30`過ぎに頑張ったことが記録上にも出ている。

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