ichikiyoのランラン日誌--2001年5月

 

時間帯 場所 天候 気温 距離 分秒 速度 時速 ペース 体調 脈拍AV. max pitAV. コメント
2001 5 13 午後 大藪池4周 快晴 少し暑い 10 00:57:46  5:46 10.38   普通 159 181 182 4月23日以来3週間ぶりのラン。ほとんど走ることを忘れかけているような状態であった。連休中も走るチャンスを作ろうとしていたのであるが、何となくだらだらと過ごしてしまった。休暇で行った軽井沢にもランニンググッズは持参したのであったが、結局、犬を連れた散歩だけで終わってしまった。
今日は気温は結構高かった。北海道でも26度などという事だったらしいが、千葉でも結構高かった。久しぶりのランなので、無理をすることは出来ないし、インターバルとかフルコースとかいう面白ランも避けなければならず、ごくおとなしいゆっくりランになった。1周目と2周目は特に意識をしなかったのに全く同じタイムというのは面白かったが、ゆっくり走っているのに脈は上がってしまい、2周目からはパルスグラフは警告音が鳴りっぱなしになった。そこで3周目は更に意識的に速度を落としたがそれでも脈は下がらず、結局、2週目以降はずっと鳴りっぱなしの状態であった。今日の速度は1、2周目ですらマラソンペースより遅く、3、4周目はもっと遅かったはずなのにパルスグラフの警告音が鳴っているというのは、やはり、身体が鈍ってしまっている証拠である。
体感もやはり若干身体が重たい感じになっていたので、体重増と脚力の低下、心肺能力の低下とが同時進行していたことを認めざるを得ない。何周するか迷っていたが、4周目の途中で左膝の甲側、向こう脛との境あたりが突然痛くなりびっくり。走りながらの屈伸という変なことをしていたが、数百メートル走っている内に解消。膝はあまり無理をしない方が良いということもあり、4周でやめることにした。
但し、最後のスパートは気持ちよく決めることが出来た。横浜ロードレースで、ラストスパートをまるで100メートル走のように決めることが出来たが、やはり日頃のスパート癖のお陰である。これだけが、自分の練習の自慢である。
池の周りは走っている人が数人。後は全員ウォーキングである。一番多いのが高齢の女性の二人連れ。友達同士という感じである。男性はひとりあるきが何人か、二人連れは全くいない。まあ、そんなものだろう。あとはお年寄りの夫婦然という男女。若い人はほとんどいない。家族連れがいたか。
アヒルとか鴨がいたのが、昨年秋頃にいなくなってしまい、その後は、帰ってこない。その代わりに出現した烏骨鶏などの鶏と、大きな鯉の集団とが、池の友達になった。
2001 5 15 夜間 セントラルポ|トスクェア 曇り 少し暑い 10 01:06:51  6:41 8.97   普通 156 197 168 仕事で遅くなり、夜間10時直前にセントラルポートスクェアへ。
目の前のエアロビ教室が、自分の走り出すのを待ちかねていたように10時から始まり、45分に終了した。大分遅いので、これが最終の教室かなと思っていたら、すぐに別な先生が準備を始め、その後、さらに次のエアロビが始まったのには驚いた。しかし、さすがに生徒が少なく、先生が盛んに「始めます!」と叫んでいたのが気の毒であった。
ランニングマシンが何故かバラバラになっている。位置が変わっているのだ。この間までは5台が並んでいたのに、今日は、マシンの間にベッドのような別のマシンが挟まって置いてある。何に使うものか分からないが、以前はランニングマシンの向こう側にあったはずである。このベッドのような変な機械がランニングマシンの間にあり、更に5台が4台に減っていた。減らしたことが分からないようにベッドのようなマシンを置いたのかも知れない。但し、セントラルに行った時間が遅かったので、マシンは空いていてすぐ使えた。
久しぶりなので、リハビリのつもりでゆっくり走る。全体を時速10キロでとぼとぼと走る。同じスピードでだらだらと走るのは結構飽きやすい。特にセントラルでのランニングマシンでは、周りの景色が何も変わらないし、そもそも同じ場所にずっといる訳なので、達成感もなく、飽きやすい。ランニングの楽しさは明らかに半減している。逆に、何となく辛さが強調されている感じである。
9キロまで我慢して、最後の0.5キロを時速15キロでスパート。ラストはジョグでクーリングダウンとした。
終了後は7月の北丹沢の登山マラソンに備えて、山登りの準備運動に挑戦した。ステップマシンである。最初減量コースに挑戦したが、何故かすぐに終わってしまった。おかしいなと考え、今度は一般トレーニングコースに挑戦したのだが、なぜかこちらも直ちに停止してしまった。どうやら脈拍が高すぎるのが原因のようである。ステップマシンは、耳たぶに洗濯ばさみのようなものを付けて、脈拍を計りながら強度を調節する仕組みを採っているが、このセンサーで、高すぎる自分の脈拍を計測してしまったようである。機械はランニングをしたばかりだからとは考えず、どうも体に異常がある人のようであると考えたようである。それで、勝手に運動の中止を指示してきたようなのである。だらだらでも10キロ走った後の脈拍は、130前後はあるようで、ランニング後であることを知らない機械にしてみれば、どこかおかしい人という判断は致し方ないだろう。次回からは先にステップマシンに乗るか、脈拍計測をしない方法をとるか、どちらかにしなければならないだろう。
2001 5 18 夜間 セントラルポ|ートスクェア 曇り 少し暑い 7 00:39:55 5:42 10.52 レースペース 普通 160 188 174 夜11時からのラン。子供と待ち合わせをしていたのに、仕事にかまけて遅くなってしまった。午後12時頃には子供が千葉駅に到着する筈なので、急いで走って千葉駅まで行かなければならない。こんな事なら仕事を速く切り上げるんだったと反省しながら、ランニングマシンに乗った。
そこで、短時間で距離を稼ぐために、レースペースで走ることにした。最初の1キロは時速10キロ。そこから時速13キロにしたが、きつくなったのでこれは3キロ走っただけ。ここで時速7キロに落として1キロは歩き。ここまでで合計5キロ。ここからは時速12キロで1キロ走り、最後の1キロをジョグを前後300メートルづつ挟んで時速15キロで走った。結局、子供との待ち合わせが気になって、7キロで終了。
三日前にランニングマシンがバラバラになっていたのが、何故か再び元通りにもどっていた。台数も5台を回復していた。1台が故障でもして、これを目立たせなくするために移動していたのだろうか。よく分からないが、元に戻って何故かホッとしたような気になった。
マシン終了後、ロッカールームで、子供から待ち合わせ時間などのメールが入っているかも知れないので、とにかく携帯でメールチェックしてみたところ、子供から、遅くなったので、友人の家に泊まることにしたなどというメールが入っているではないか。なら最初から待ち合わせなどするなよと言いたくなったが、仕方ない。かといって、もう一度マシンルームに行く気もしないので、中途半端ではあったが、そのままやめて損してしまった次第。あとはシャワーを浴び、我慢していた水分をたっぷりと補給して退散した。
2001 5 19 午後 大藪池4周 晴れ曇り 少し暑い 10 00:56:49 5:40 10.56   普通 157 189 182 昨晩のセントラルに続いてのランである。
時間は午後1時半過ぎである。土曜日の昼過ぎである。天候も快晴であったが、その後夕方になり、強い雨が降ってきた。
午後2時を挟んでのランではあったが、気温は特に暑くはない。それでも、午後2時を挟んでのランということで、池の周りは全く人がいない。どうしたことだろう。いつもたくさんの人が出ているのに、おかしい。時間帯だけで、皆さん行動の時間を決めているのだろうか。3周する間、まったく人っ子一人いなかった。4周目の最後におじいさんが逆方向からひとり現れただけである。
この池周りは、中学校へ行く道になっているが、4周する間にジャージ姿の男の子を二度。中学校から帰ってくる制服姿の女の子たち数人グループを見た。
昼過ぎではあるが、ウグイスのきれいなさえずりが聞こえる。ウグイスだけは分かるが、他にもたくさんの鳥の声がする。自然観察会などを進めている自分の父親なら鳥の声を聞き分けられるかも知れないが、自分には分からない。
2周目当たりから風がでてきた。向かい風もあったが、さすがに暑さはしのぎやすい。快適である。池の周りを自分だけで独占しているようで、本当にもったいないような状況であった。
2周目。中学校への階段の近くでトカゲを発見。自分の足が踏みそうになる場所にいたのでとっさに気を利かせて足を移動したところ、何とトカゲも同じ方向へ緊急移動したため、本当に踏みそうになるニアミスに。幸い、危機一髪で踏むことは避けられたが、、危ない昼下がりであった。
最近、若干、ふくらはぎに違和感を覚えるようになってきていたが、走り始めてみると、ふくらはぎの痛みは忘れてしまった。
走りながら、ランニングマシンと、池周りを走ることとの差について考えさせれた。池などの外を走る方が何倍も走りやすい。飽きがこない点も良いのかもしれない。風を切るので、体温的にも楽なのかもしれない。ただ、運動量としては同じなのだろうか。単純に仕事量の計算方法として、体重掛ける距離としているが、トレッドミルの場合、特に距離を運んでいない。一方は運動し始めた慣性の維持のために力を加え、他方は一定の場所にいるという慣性を維持するために力を加えていることになるが。真相はどうなのだろうか。
3周目までジョグ。4周目をレースペースとした。ラストは二段階スパート。
2001 5 24 夜間 セントラルポ|トスクェア 小雨 少し暑い 10 01:06:40 6:39 9   疲れている 151 184 146 3日後にロードレースイン軽井沢を控えて、多分最後の練習。最近のサボり状況の中では、あまり無理すると却ってレースに響く筈である。無理せずに、を合い言葉にして練習開始。しかしスタートは10時45分頃である。
最初は時速12キロで4.5キロ。何となくきつく感じられたので次の0.5キロを時速7キロでウォーク。次の1キロを再び時速12キロとしたが、次の1キロは時速7キロでウォーク。その後、時速15キロを交えながらも、無理せずにウォークを取り入れながら、とにかく10キロを終了した。
最近は、セントラルでの練習時に水分を採らないようにしている関係からか、終了後は、直ぐに缶入り飲料に飛びつく。今日は、350CC缶を2本も立て続けに飲んでしまった。果たして、練習中に水分を採らないのは、どうなのだろうか。セントラルでの練習がきつく感じられるのは、この水分非補給問題とも関係しているのかも知れない。特に今日などは、途中から戦意喪失で、ウォークに逃げてしまったが、これも単純なやる気問題に解消できないだろう。筋肉というよりも、何となく身体全体が拒絶反応しているので、やはり水分問題が関係しているかも知れない。次回は、以前のようにヴァームを飲みながら走るやり方に戻してみようと思う。
2001 5 27 第16回ロ|ドレ|スイン軽井沢 曇り 快適 16.09 01:17:56 4:50 12.38   快調 175 205 190 昨年に続いて、1人だけの参加のロードレースイン軽井沢である。今年も家内が応援団として付き添ってくれた。昨年は強風の中での大会だったが、今年は、会場に着く頃に雨が降り出した。天気予報では午後からの筈だったが、朝から降り出した。一時、強く降る。走る自分は良いが、待っている家内が堪らないだろう。しかし、走り出す頃までに小康状態に。走り出してからは一時(7キロ地点あたり)、日が差したりした。
昨年と同じく町役場にマイカーを置いてシャトルバスで会場へ送ってもらったが、町役場で今年は10人弱の外国人の集団と一緒になった。自分たちが外国のレースに出るように、結構、日本のレースに参加する外国人も増えた。
スタートゴール会場となる風越競技場は、長野五輪でカーリングの競技が行われたアリーナの隣。道路の反対側に射撃場があり、待っている間中、射撃の音がしていた。スタートの前には、係員が回ってきて、射撃の音とスタートの合図を間違えないようにアナウンスして回り、思わず参加者の失笑を買っていた。
このコースは、坂が結構きつい。2キロ過ぎに上り坂。9キロ地点は約1キロも続く長くきつい上り坂。更にゴール2キロ前あたりに数百メートルの上りが待っている。前半、至極調子よく動いた足だったが、特に9キロ地点の長い坂で一遍にやられてしまった。上りでは消耗しないようにストライドを小さくし、下りで一気にストライドを伸ばして時間を稼ぐという方法に徹して、足のダメージを小さくしようとしたが、どうしても上り自体にやられてしまう。また標高が1000メートル近くあるので、気圧が100ヘクトパスカル程度低く空気が薄い。ボルダーとは比較にならないが、やはり心肺機能には影響が出るはずである。その分、低地の通常のレースよりは不利なはずである。
昨年は、この気圧の他、上りと暑さにやられて、タイムが伸びなかったので、今年は、せめて1時間20分を切りたいと念じてスタートに立った。これは、キロ約5分ということである。ロードレースイン軽井沢は10マイルレースで、16キロと90メートルある。したがって、キロ5分で16.09キロを走ると1時間20分を超えてしまう。つまり、1時間20分を切るためにはキロ5分弱ということになる。できれば、4分50秒程度で走りたかった。
スタート直後は、緩い下りである。緩い下りは、一番楽にスピードが出る。ここで、いきなり最初の1キロが4分45秒というタイムで通過した。競技場でのスタートが混雑で走れなかったことを考えると、道路に出てから、調子よく走ったことが分かる。2キロの表示を見落としたので次のラップが分からないが、3キロまでの2キロのタイムは8分15秒。下り坂を考えても自分としては極端に良いタイムである。ここから上り、そして下りに掛かったが、4キロまでの1キロは4分44秒。良いタイムである。5キロまでの1キロは4分30秒。言うことがない。時計が間違っているのではないかと思うほどのタイムである。最近、練習不足で走れるか不安に思っていたのが嘘のようなタイムである。6キロまでは4分45秒。7キロまでは4分56秒。8キロまでは4分45秒。9キロまでは4分52秒。その後、急な上り坂に掛かる。かつ、ここからは残りキロ表示になるため、1キロと90メートルだが5分27秒。残り6キロである。その後の残り5キロまでが5分49秒。ここは更にきつい登りがあった。次の残り4キロまでが5分ちょうど。次の残り3キロまでが5分1秒。残り2キロまでは5分23秒。残り1キロまでは4分48秒。更にラストの1キロも4分48秒。ラストは登りがあったが、スパートでこの分のロスを取り返した。
上りでダメージを受けても、平地や下りにかかると相当順調に回復できるようになってきたので、最終の上りの後、競技場に帰ってきたときには結構元気を取り戻していた。そのため、そこそこ気持ちよく走り、競技場にもどっての周回では10人近く抜いたか。更にゴール直前の直線でも数人をごぼう抜きにした。このラストスパートの成否は、結構、終了後の満足感に影響する。今日はまあまあである。
自分のエントリーした10マイルの他、15分遅れで10キロがスタートしていたが、こちらは途中から10マイルと同一コースになる。後半、遅い人をどんどん抜いていったが、ほとんどは10キロレースの参加者のようであった。
結局、目標の1時間20分を2分以上切ってゴールすることが出来た。もっと速い20キロレースなどもあったので、手放しでは喜べないが、きつい坂があることや標高を考えると、自分としては上出来と考えよう。
終了後は、無料開放されたオリンピック記念館と植物園を見て回った。

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