ichikiyoのランラン日誌--2002年4月

時間帯 スタート 場所 天候 気温 距離 所要 速度分/Km 時速Km/h ペ|ス 体調 脈拍AV. max pitAV. コメント
02 4 5 夜間 19:15 セントラルポートスクェア 曇り 少し暑い 10 00:59:11  5:55 10.13   快調 151 184 180 3日前にポートスクェアに行ったら、水曜日でもないのに何と休み。そういえば、4月の123が休みであるとポートスクェアの日程表にあったのを思い出した。ということで、金曜日になってしまったが、久しぶりのポートスクェアである。時間が早かったので、トレッドミルは3台も空いていた。ヴァームを持ってトレッドミルに乗る。
最初の5キロまでは時速11キロ。その後0.5キロを時速15キロ、6キロまでは時速9キロ。7キロまでの1キロは時速8キロ、8キロまでの1キロは時速12キロ、そこから0.5キロを時速8キロ、次の0.5キロは時速7キロ。9キロからの0.5キロは時速15キロ、ラストの0.5キロは時速7キロとした。
今日は汗止め用のヘアバンドを忘れてきてしまったが、汗がどんどん出て、これをタオルで拭くのが大変だった。いつも、きっとこんな感じなんだろうと思う。汗止めが、いつもびしょびしょで絞れるほどだから。今日も暑い。やはりセントラル千葉よりもポートスクェアの方が気温が高い感じである。その分か、体がきつい。高橋尚子は、30度の中で当時の日本最高を出したりしていたが、どうしてそんなことができるのかきわめて不思議である。ちょっと気温が高いと、てきめんにダメージが来る。スピードを落としたくなり、落とすと楽になる。落とさないと、どこということではなく、体全体が悲鳴を上げる感じである。足の筋肉とか、心肺機能とかいう特定のものが苦しくなるのではないのに、拒絶反応が出るのである。どういうことなのか、自分でも理解できない感じである。それでも、レースなどではきっと自然に我慢してしまっているのではないかとも思う。たぶんに気持ちの問題でもあるのかもしれない。そういうたぐいの苦しさである。
汗が出るので、これが苦しさの原因である可能性が高いかも。だから水分をどんどん補給できれば、苦しさもなくなるのではないかと思う。実際にヴァームを飲みながら走ったが、こういう飲み方では不十分なのか。いやと言うほど飲んだり、事前にたくさん飲んでおいたりと、いろいろ試しながら走ってみようと思う。
終了後もどんどん汗が出る。最近のランナーズで、こういうのを運動後体熱産生というのだということを知った。クーリングダウンのストレッチ中も、その後のシャワーでも汗が引かない。水も浴びたがそれでも引かない。本当に汗っかきである。
昼間の事務所での会話。逸見さんが膝が痛いという。東京荒川マラソンから1週間後の先週の日曜、逸見さんは、河野さん・宮本さんの誘いでタートルマラソン10キロに出場。東京荒川マラソン組の中ではただ一人の連ちゃんである。どうもここで頑張りすぎたのが原因のようである。「かすみがうら」は裏方に徹するからというようなことを言っていたが、残念である。最近は、逸見さんと自分は自他共に許すライバル同士。ライバルが出ないとなると張り合いがない。つまらない。早くカムバックすることを願うばかりである。
02 4 7 午後 11:59 大藪池9周 曇・雨上がり 快適 21.4 02:03:59  5:47 10.35 LSD+LT 快調 136 185 185 池9周は何ヶ月ぶりだろうか。覚えていない。
昨晩からのしとしと雨が上がった曇り空。ここのところの初夏を思わせる暖かさとは一転、寒い感じである。マラソンにはちょうど良い。今日は最初から9周を狙っていた。LSDである。脈拍が130になるように調節しながら走る。こうするとほぼキロ6分ペースあたりになる。しかし、ちょっと油断するとすぐに脈が上がってしまう。確実にゆっくり走ることは難しいのである。
いなくなっていた鴨が3羽、池の中を泳いだり飛んだりしていた。いなくなったのではなく、どこかに行っていたようである。数は少ないが、戻ってきたのだと思いほっとした。そうやって見てみると、白い烏骨鶏4羽も元気である。烏骨鶏のいる金網のところに、誰が置いたのか、ペットボトル入りの鶏の餌が置かれていた。鳥が食べられるように、一部は金網の中に蒔かれていた。烏骨鶏が盛んに餌をついばんでいる。飼っている人がいることを初めて知った。どうやって餌をとっているのか不思議に思っていたが、こういうことだったのかと、納得がいった。
ところが何周かしているうちに、この蒔かれた餌のところに真っ黒なカラスが1羽、烏骨鶏を威嚇しながら餌を食べている。烏骨鶏らは、少し離れたところに固まっていた。追いやられたのだ。初めて見る光景だった。
ゆっくり走っているので、足にはほとんどダメージがない。最初は、右足親指が寒さで痺れる段差の感じがあったが、その内にこれも消えてしまい、快適なラン。走りはじめは、両膝が若干痛いような違和感があったが、これもいつの間にか忘れてしまった。苦しくはない。むしろ楽しい感じである。ほとんど散ってしまった桜が名残惜しい。しかしこれから春本番、そしてまもなく暑い夏が来るのだ。
走る前にはヴァームを飲んだ。これが効いたか、走りは快調である。宮田さんご夫婦が一緒にウォーキング。2周目はご主人だけラン。奥さんはウォーク。2周で二人とも上がってしまった。9周もぐるぐる回るのは自分だけである。最初は何周できるかなと、9周については半信半疑だったのが、7周目まで来ると、最早、9周完走することに揺るぎない確信を持つ。ラストは目一杯の速さで走ろうと決めたので、それまでがもどかしい感じがする。案の定、8周目は速度が若干上がりすぎ、脈も140まで上がってしまった。そしてラストの9周目。目一杯といっても、どの程度にしようか、走り始めるまでは全くイメージがつかめなかったが、10キロレースでの最大巡航速度を思い出しながら、とにかくストライドをのばして走り始めた。8周したことで若干足に来ているのか、あるいは2時間近くも同じようなペースで走っていたために違うペースに切り替えることがしにくくなっているのか、最初は若干の抵抗を感じながらの速度切り替えであった。しかし、思い切ってストライドを広げると、新しいピッチにもまもなく慣れ快調なラン。ダメージのないLSDも良いが、最大巡航速度に解放しての走りも気持ちがよい。結果的にラストの1周はキロ4分9秒。時速だと14.46キロ。自分としては結構な速度である。この速さで2.3キロを走れたというのはなかなかであると思う。
終了後、しばらくしたら陽が出てきた。終了後はアミノバイタルを飲んだ。
02 4 13 午後 02:44 大藪池8周(内、階段2周) 晴れ 快適 21.1 02:05:15  5:56 10.1   普通 136 166 179 ヴァームを飲んでから走り出した。
1周目から5周目までは池周回。6周目と7周目は坂登を加え、8周目は池周回に戻した。都合8周で、21.1キロである。
9日にファイテンの店でチタン製品を買い込んだが、この間使ったのはネックレスのみ。そこで、今日はチタン入りのTシャツを着込み、以前買っていたチタン入りハーフスパッツを履き、もちろんネックレスをつけて走り出した。
LSDペースを守って走るつもりだったが、どうしても早いペースになりがちなのはチタン製品の影響か。しかし、もともとごく軽い負荷しかかけないところに意味のあるLSDについては、チタンによって体が軽く感じるかどうかというのは分かりにくいのかもしれない。どちらかというとレースペースにしたり、アネロビに近くなるに従って威力を発揮するのではないかとも思われる。
ということで、池を5周周回した後の6周目は坂登を取り入れた。坂登までにはすでに13キロほど走っていたことになるが、最初の坂登は軽いタッチで駆け上がることができた。しかし7周目、2回目の坂登では足が重く、上の方は歩かざるを得ない状態であった。チタンは効いたのだろうか。よく分からない。
4周目途中に右ふくらはぎに筋を痛めたような違和感を感じたが、5周する頃に一旦消滅。6周目にまた出てきたが、6周目の坂登が終了した頃に完全になくなった。しかし、その後は、坂登でのダメージとともに、前回の坂登同様に足の後側を中心として筋肉痛が残った。特に右足大腿四頭筋からお尻にかけて。終わってみると両ふくらはぎも張っていた。幸い、膝は大丈夫である。
今日は天気が良かったので、池の周りにはたくさんの人が散歩を楽しんでいた。途中、4周目頃に高校生か大学生とおぼしき若者が同一方向に走り出した。一般に反時計回りがほとんど多く、特に走っている人で自分と同じ時計回りはほとんど記憶にない。自分はLSDだったが、この若者はキロ4分台後半くらいの速度で抜いていった。たぶん4周も走ったのだろうか。自分が坂登にかまけている内にいなくなった。
周回には宮田さんのご主人のジョグや相沢さんの犬の散歩なども。前回いた鴨が再び姿を見せない。
終了後は、アミノバイタル顆粒を飲み、筋肉痛には丁寧にパテンシップを貼った。
02 4 21 10: 0 第12回かすみがうらマラソン 曇り小雨 肌寒い 42.195 03:53:04  5:31 10.86 レ|スペース 普通 154 196 189 ツバメが帰ってきた。朝、出がけに巣に戻ってきたツバメと玄関でばったり。驚いたツバメは外に出て電線上でくつろいでいたが、今年も帰ってきた。
祝、サブフォー!前回の東京荒川市民マラソンに引き続いて、連続のサブフォー。これでサブフォーは三回目。しかも、自己記録更新である。キロ平均5分31秒というのも、当初の目標タイムに近い。これからは、いよいよ、3時間台当たり前の世界に突入か。
山口仁さんが復活の3時間46分V。逸見さんは東京荒川で痛めた膝の痛みが再発し途中から歩きで4時間半。鈴木先生は、安定した4時間54分の成績。岩ちゃんが自己記録を40分も短縮の大化けで、4時間6分の快挙。まもなくサブフォー達成である。
マラソン出場は鈴木、逸見、山口仁、中村と自分の5人。10マイルに宮本、山口幸。
初めて持参したレジャーシート。4畳半の大きさは現地でも馬鹿でかくて驚いた。雨さえ降らなければ、ゴール後の着替えにも便利だったと思うが、ゴール後は屋根の下でのこっそり着替えで効果出ず。
荷物預かり所では、大きなビニール袋に荷物を入れてくれるので、雨でも汚れずとても気持ちよかった。
走り出しは、両足の大腿四頭筋に疲労のような違和感。これは痙攣に結びつくものではないとして、それほど心配はしていなかった。案の定、この違和感はいつの間にか忘れてしまった。
数キロで中村岩ちゃん、逸見さんをとらえ、そのまま一気に抜いてしまった。山口仁さんは行方不明。特別に早く走ってはいなかったが、いつの間にかキロ5分ちょっと。前回の東京荒川の時は5分半程度だっが、10ないし20秒ほど早いペースである。しかし、負担感は特に変わらない。これは実力が上がっている証拠ではないかと少し気をよくしながら、そのままのペースを維持した。
14キロ付近で霧雨、だんだん強くなり、17キロくらいからは本格的な雨。そのままだんだんひどくなった。30キロ付近くらいからは走っているアスファルトの上にも水たまりができ、よけても避けても入ってしまい、靴がびちょびちょに。気持ち悪い上に靴が重くなり、これも辛かった。
25キロ付近で右膝に刺すような軽い違和感。しかし、特別なトラブルにはならずそのまま消える。33キロ付近では左ハムストリングス、膝のすぐ上内側(いつもの部分)に痙攣の前兆。立ち止まって屈伸。更に1キロほどしてだんだんひどくなり痙攣直前の状態。再び屈伸。しかし治らず。あきらめてそのまま静かに走っていたら、35キロ付近で突然痙攣が直ってしまい、以後は全く正常に戻った。ただし、終了後、左の膝に刺すような違和感がしばらく続いた。レース中には意識しないで済んでいたが、ダメージが若干来ていたのかもしれなかった。
ムストリングスの痙攣にも現れたように、30キロ付近からは若干足に来始めた。速度が自然に落ち、キロ5分台の後半にまで下がる。更に、給水所での補給の際に休むかのように若干の立ち止まりを入れたりし始めたため、タイムが落ちる。これに痙攣のための屈伸運動などを入れると、キロ6分前後にもなってしまい出した。
それでも痙攣が治ってからは、再び元気を取り戻し、給水もほとんど採らず、採っても走り続けながらかなので、若干タイムは戻してきた。できれば、ラストスパートをしようと思っていたが、しかし、やはり疲労は隠せず、なかなかスピードが出ない。それでも41キロ位から少し頑張り、競技場に入ってからはいつもの練習ラストのような思いっきりのスパートができ、数人をごぼう抜きにした。今日は、終了後もそれほどダメージはなく、駅階段の上り下りも大丈夫だった。
朝、ファットローディングの記事に触発されて、スタート前に磯辺巻の餅を4個。そのお陰か、走っている間は、それほど空腹感がなかった。スタート前にアミノバイタル顆粒をアミノバイタルゼリーで流し込む。18キロと30キロ付近でもアミノバイタル顆粒を水で飲み込んだ。30キロ付近からは、ブドウ糖入りのビニール袋をウェストポーチから取り出していつでも食べられるようにして、適宜、嘗めた。ブドウ糖はきわめて良いのかもしれない。その甲斐あってか痙攣も直ったし。途中の給水所で、氷砂糖などをもらったが、ブドウ糖のようなキレは感じられない気がした。
それでも終了後は腹が減った。豚汁があったそうだが分からなかった。帰ってくる仲間を待っていたが(何と鈴木先生が行方不明になり、鈴木先生のゴール後、1時間近くもうろうろした)、寒くて腹が減って、悲惨であった。着替えが終わった頃から、両手の親指が痺れだした。血糖値が下がったのと寒さのせいだろう。
かすみがうらマラソン特製のバスタオルを700円で購入。初めてファイテンのネックレスをつけていったが、会場にファイテンのブースが出ていて、10マイル出場の山口さんや宮本さんらはここでいろいろ時間をつぶしていたようである。他に、ファイテンのチタン入りローションを塗り、チタンテープを貼り付けた。その分、鎮痛消炎剤の塗り方が足りなかったか。次回はこちらもたっぷり塗りたい。/終了後は、柏まで移動後、《北の一丁》で打ち上げ。船橋で立食そぱ。
02 4 23 06:23 大藪池4周 晴れ 快適 10 01:01:58  6:11 9.68 LSD 疲れている 130 148 177 おとといのかすみがうらマラソンのアクティプレストとしてのラン。それも久しぶりの早朝である。6時半前に家を出たので、人が余りいないのではないかと思っていたが、暗に相違してたくさんの人が散歩しているのには驚かされた。
おとといのかすみがうらマラソンの出がけに、我が家に帰ってきたツバメと玄関でばったり出くわしたが、今日も、出がけにそのツバメが家の前の電線の上で羽繕いをしていた。昨日は姿が見えなかったが、確実に帰ってきているんだなと、安心した次第。
アクティプレストなのでとにかくゆっくり走る。全体でも脈が130平均だったが、キロ6分以上をかけてかみしめるように走った。
最初、左膝の上部分が、若干、痛いような感じだったが、どうやらこれは筋肉痛のようだった。足のあちこちに少しずつ筋肉痛が残っていたが、それでもゆっくり走るには支障ない。走っている内に、筋肉痛の違和感も少しずつ消えていき、足全体がこなれたような感じになっていった。といっても、やはり、スピードを上げて走るほどの回復状態ではない。今日は最後までおとなしくLSDを決め込んで走った。
ラスト頃、腰のローリング後に、蹴った足をきちんと最後まで伸ばす呼吸に気づいた。蹴ると言うほどではなく、まさに伸ばす間隔であるが、これがあるとないとではせっかくの一歩が生かせないのではないかと思った。以前、「足裏で土をつかんでぱっと放す」感じというのを鈴木博美が言っていたが、たぶんコレとは全く違うだろう。スピードが全く違うから。アッチのはそれこそ飛ぶような感じだろうが、こちらのは確実に圧そうというところである。これからはこの圧す感じが大事だ。これを心がけることとした。ローリングと足裏の伸展である。
02 4 29 夕方 4: 1 大藪池階段3周 曇り 快適 10.6 01:08:44  6:29 9.25   普通 141 182 174 坂を入れた池周回3周である。この連休は走れなかったので、前半の連休最終日夕方からのランである。坂を入れるために周回は3周で抑えた。坂は、1周目よりも2周目の方が楽に上れたのは不思議であった。但し3周目は最上段を走り上がることができずに歩いてしまったが。
これからは坂だと言い聞かせながら必死で上った。

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