ichikiyoのランラン日誌--2002年8月

時間帯 スタート 場所 天候 気温 距離 所要 速度分/Km 時速Km/h ペ|ス 体調 脈拍AV. max pitAV. コメント
02 8 3 夕方 17: 7 大藪池坂道4周 快晴 相当暑い 13.2 01:16:57 0: 5:49 10.29   快調 156 180 181 池周回で、久し振りに坂の往復を取り入れた。階段でなく坂にしたのは、大菩薩峠登山競争を意識したもの。同登山競争では、延々と山の道路を上っていくのである(最後の数キロだけ、登山道であるが)。
1周目は、アップができていないため、特に左足の膝の下あたりに痛みのような違和感があり、着地の度に振動を感じていた。しかし次第にこれも弱くなり、坂往復頃までには軽くなり、坂往復が終わった頃には消失していた。1周目は、いつものようにアップもなしに何となく速く走ってしまうためか、結構きつい感じである。しかし、2周目は、体がなじんできたのか、それほどきつくなく、かつスピードを出している感じもないのに、結果的に1周目よりも時間が短縮されていた。
3周目の坂登では、何となく足の上に体重がうまく乗る感じというか、2周目までのふわふわした感じ、飛び跳ねるような感じがなくなり、着実に体重が乗っている感じである。坂登がうまくなったような感覚を感じたものである。
6時が近づくと、晴れてはいても、山道の坂は日が差し込まず暗くなってくる。3周目は少し暗くなったと思ったが、4周目は本当に暗くなり、両側の林が道路に覆い被さるようにせり出している部分では、暗くて道がよく見えないような感じである。
2周目は軽い感じで1周目よりも時間短縮したが、さすがに3周目は息が切れてきたのか、同じように走っているつもりでも、若干時間が落ちる。2周目が16:59だったのが、3周目は18:00とちょうど1分遅くなり、更に4周目は、18:35と次第に疲労してきた。特に4周目は結構疲れていた感じである。しかし、特に坂登は、大菩薩峠登山競争をイメージし、体へのダメージを最低限度に抑えながら、コンスタントにの上っていかなければならないので、この持続性、粘りのイメージを作る意味でも、疲労状態のまま挑戦した。腰をまわして、足ではなく、体幹を使った走りで、斜度を克服するイメージを作ろうとした。
1周目終わり頃、黒いランシャツの苦しそうに走る人が反対側から走ってきた。この人は、2周で終了したようである。3周目の真ん中あたりで、顔の丸い人が反対側から走ってきた。ひょうひょうとした感じであるが、結構スピードを出している。
自分の同じく時計回りに黄色いシャツの若者が走っていた。昼間は最高気温31度だったが、夕方になってしのぎやすくなってきたのか、走っている人が多い。昼間走れない分、夕方に集中するのかも知れない。
4周目最後はラストスパート。
02 8 4 夕方 00:17 大藪池4周 晴れ 少し暑い 10 00:53:53 0: 5:23 11.13   普通疲れている 157 188 186 昨日に続いての練習である。昨日とほぼ同じ時間帯。但し、昨日は大菩薩峠登山競争に向けての坂登練習を行ったが、今日は坂登はなし。坂登練習は、自分が苦手な筋力アップには良いと思われるが、筋トレはやれば良いというものでもないらしい。週に2回程度が理想とのこと。このアドバイスと、何よりも、昨日の練習の疲れもあり、流すだけの練習とした。むしろ昨日の坂登練習での疲労を流すための積極的休息という位置づけである。3周まで、足の赴くままという感じで楽に走ったが、これだとキロ5分ちょっとという速度になる。これが自分の楽に走れる速度のようである。3周楽に走った後に仕上げで4周目だけはレースペースということで走ったらキロ4分48秒。大体、ハーフレースでの速度である。但し、暑いので、今ハーフを走ったらこんな速度では走れないだろうが。
02 8 13 09:11 軽井沢大竹しのぶジャスコ 晴れ 少し暑い 10.6 01:12:34 0: 6:50 8.76   普通 149 167 177 夏休みにも走る筈であったが、ほとんど走っていない。大菩薩峠登山競争は18日の日曜日なので、あまり近づいてからのきつい練習は逆効果である。筋トレを含めた練習は今日くらいが最後になる筈である。同じく高地である軽井沢での練習は、登山競争には若干、効果があるかもしれないなどと思いながら走り始める。昭和天皇行幸碑までの急坂は、これまでの練習ではいつも休み休みという感じになりそうだったが、今回は何とかそのまま登り切った。坂登練習の効果が、若干ではあっても出ているのかも知れないなどと思いながら走る。しかしここの坂はきつい。ただ千メートル道路の上り下りはほとんど苦にならなくなっているのは、練習の成果かも知れない。ジャスコからの18号の登りが長い。久し振りにはしったこともあったが、こんなに長いとは思わなかった。国道からはずれてからの急坂は歩いてしまうだろうなと考えながら走っていたが、いざその坂を登り初めて見ると意外なことに淡々と走れる状態であったのは、我ながらあっぱれと言う気持ちになった。そのまま休むことなく登り切った。こんな風にして坂登練習をしていれば、いつか、坂を苦にしなくなるのだろうか。
02 8 18   大菩薩峠登山競争 晴れ 少し暑い 15.7 02:32:33 0: 9:42 6.17   普通 146 178 142 台風が近づいている不穏な天候。当日の夜中には、風雨も激しくなっていた。予報では台風が直撃しそうな様子である。レースは中止なのではないかとも思いながら、それでも必死に待ち合わせの千葉駅のあずさ号へ。集合場所の電車に鈴木先生がいない。後で、留守電に台風なので中止前提で欠場の連絡が入っていた。結局、この電車に乗ったのは、逸見・河本・中村と自分の4人であった。山口仁さんは、宮本・河野・川端さんらと、前日から山登りに入り、そのままこの四人で大菩薩峠登山競争に出場するとのことであった。なお、新体連の金子さんが一緒になった。
しかし行ってみると、雨どころか、だんだん天気が回復し、スタート地点に到着した頃には、カンカン照りとなっていた。去年はスタートして間もなくお腹が空きだし、途中、空腹に悩まされた上、お弁当もゴール後しかもらえないと思いこんで我慢したために最後は血糖値が下がりすぎて倒れそうになるアクシデントに見舞われたので、今年は朝ご飯をしっかり食べた上、スタート前にもアミノバイタル・ウイダーインゼリーのエネルギーインを飲むなど、万全。更に途中の小屋で食料の補給もできるようにとウェストポーチにお金も偲ばせて、同じ轍を踏まないとの強い意気込みで臨んだ。しかし、ちょっと入れ込み過ぎて、逆に食べ物が胃にもたれるような変な感じも。
改めてここのコースのきつさが分かる。延々と続く上り坂の道路。北丹沢と違うのは、ここは登りのほとんどが自動車道路であること。若干緩やかなところがあるものの、自動車でも若干吹かさないと上っていけないような斜度である。そのため、しばらくすると、若干きついところはほとんどの人が歩いている。斜度が緩くなるのを待ってそこだけ走るというような、のろのろした歩みである。
レースは、頂上まで登る自分たちのコースの他、長兵衛山荘までの短いコースとがあり、女性陣と金子さんは短いコース。頂上コースは、長兵衛山荘を過ぎ、福ちゃん荘を過ぎ、更に舗装されていない山道を上って頂上に向かう。ほとんど歩きという状態を余儀なくされながら、というよりも走る意欲を失っていたのだが、開き直ったままだらだらと上った。ゆっくり上ったので、登りのきつさ以外にはダメージはないと思っていたのだが、頂上に着いて、平坦地をゴールに向かって進む際に、最後の力を振り絞って走ってゴールしたところ、何と突然左足のふくらはぎと大腿二頭筋、つまり足の表側と裏側の両方の筋肉がまとめて痙攣してしまった。これは全く歩くこともできないし、極めて痛いので、ゴール後、邪魔になるのもかまわずその場に立ち止まってストレッチを繰り返した。何よりも辛いのはふくらはぎの痙攣だったので、大腿二頭筋の痙攣は無視してふくらはぎを伸ばすのだが、これが少し軽快して大腿二頭筋のストレッチに入るとすかさずふくらはぎが再び痙攣するという具合で、その場から一歩も動けなくなってしまった。ここまで全く痙攣などなかったのに、無理して走ったからいけなかったのだと、走ったことをひどく後悔した。意識的に足に力をいれることをやめ、力を抜いてこの嵐が過ぎ去るのをひたすら祈った。その場に5分近くもいたのではないか。ようやく痙攣が一段落したのでゆっくりと歩いて帰路に付く。その際、頂上の売店介山荘で缶ビールを買う。去年、人が飲んでいるのをうらやましく思ったことを思い出しながら買ったのだが、いざ飲むとそれほどではない。給水所毎に水を飲んでいたので、胃がゲブゲブになっていたのだろう。ゆっくりと下り、福ちゃん荘で弁当のおにぎりを貰う。これをほおばりながらそのまま待ち合わせ場所の長兵衛山荘に向かう。おにぎりはとてもうまかった。頂上組の仲間の中ではダントツのペケである。のんびりしていられない。長兵衛山荘に着く頃までにおにぎりも食べ終わっていた。女性陣は一足先にスタート地点に戻ったというので、山口さんが買ってくれた桃をほおばりながら4人組でさっき上ってきた自動車道路の坂を下へ下へと降りる。レースとしては15キロ余であるが、帰りも結局は走るので、全体の走行距離は25キロくらいはあるだろう。/大菩薩峠登山競争の魅力は、参加賞のリュック。今年のリュックはエンジのしゃれたデザイン。グッドである。完走賞の桃は、いつもの通り箱入りの立派なもの。但し、もって帰るのが一苦労。東京駅ニュートーキョーでの打ち上げはいつもの通りである。
02 8 25 夕方 16:16 大藪池6周 快晴 少し暑い 14.6 01:36:57 0: 6:38 9.03   普通 149 170 176 夕方涼しくなってからのラン。夏の今頃は、結構池の周りを走っている人がたくさんいる。大菩薩峠登山競争でふくらはぎの痙攣をはじめて体験したが、その2日後、体の調子が良くなったのに調子に乗ってしまい、足の各所をストレッチ。これが収まり掛けていたふくらはぎのダメージを再現してしまったらしく、翌日は足を引きずって歩く羽目に。その後は、おとなしくしていた。その後、そのふくらはぎの違和感もようやくとれてきたので、一週間ぶりのラン。
とにかく痙攣を体験してしまったので、痙攣の呼び水となるような筋肉の酷使は避けることとし、とにかくゆっくり走ることとした。いわゆるLSDの域に入る速度での練習を意識した。浅井えり子の言う、距離ではなくLSD何時間という世界を頭に描いた。しかしゆっくり走ったはずの1周目はキロ5分44秒。2周目も5分49秒。ここから意識的にゆっくり走り、その後が6分40秒、7分14秒などとゆっくり走った。しかし、ゆっくり走っても、体がだるい。自分が自然に走れるスピードで少し速めに走る方が疲れないような気がしたのである。ゆっくりペースは、どうも無理して速度を我慢しているようなのである。あるいはこれは、大菩薩峠登山競争の疲労がまだ抜けていないからなのか。いつもの速度で若干リズム良く走ると疲労が誤魔化されるが、ゆっくり走ると疲労がもろに表に出て来るというような。そんな感じを抱きながら、ゆっくりなのに結構疲労感を感じながら走っていた。
この時間帯は、散歩の人がたくさんいるだけでなく、走っている人も若干いる。しかし、LSDでゆっくり走っていると、後ろから抜いてくる人がいる。抜かれてもマイペースを崩さず、平然と走る。抜いていった人は、どんどん遠くに離れて行く。マイペースを守って走るというのは、そういう意味でも疲労感があるのかも知れない。
8月だというのに、池の周りには早くも秋の気配が。落葉樹の葉が落ちて、周回道路上に結構たまっている。もちろん落葉の季節はこれからなので、これから周回道路上にはどんどん葉っぱがたまっていくのだろう。
02 8 31 夕方 17:37 大藪池4周 晴れ 少し暑い 10 00:58:39 0: 5:51 10.23   普通 151 193 178 前回が日曜日なので、最近は土日しか走っていない勘定である。暑いことと、いろいろな行事などで夜が詰まっていてセントラルにいけないことなどで、どうしても土日ランになってしまうのだろうか。
予定していた軽井沢行きを中止したので、自宅でのランである。夕方、日も落ちようかという時刻からのランなので、サングラスをどうしようかと思ったが、プライバシーのためにもと、サングラスを付けて走る。
1周目、軽く流したらキロ6分半近く掛かった。2周目はインターバル。4〜500メートルを速く走りその後ジョグ。これを3セットで池1周である。しかし、この平均でもキロ4分53秒だったので、あまり速くはない。3周目は、LSDのイメージで走ったが、キロ6分24秒。4周目のラストは楽に流そうと思ったが、結果的に5分半近くかかった。どうも、夏ばてなのか、キレがない。体もお疲れ気味である。8月は結局70キロ台という走行距離であった。

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